Minor Mind Maniaxe ! Presents

Live In Kobe Back Beat 2006.06.11


6月11日、いよいよライブの日となった。出番は夕刻のため、リハーサルも午後2時からという、ゆったりとしたスケジュールであるが、前回のLEF DEPPARDでの練習期間が約1年(笑)という長丁場であった反省も踏まえ、今回はサソーリオンズ結成からライブまで2ヶ月という短期間、前回のライブからは約半年と、我々には驚愕のハイペースとなった。てなわけなので、最終練習は前日土曜日の午後であった。


ライブ当日、午後2時過ぎのリハも何事もなく終了、出番までの待ち時間で多少ダレるのが世の常であるが、これまではビールのパワーでそれを吹き飛ばしていたものの、今回は周囲の厳しいアドバイスに耳を傾けて、アルコールはライブが終わるまで自主規制。緊張感を持って時間を過ごすのも悪くない。1時間前にはウォークマンで個人練習という、初々しい待ち時間を過ごすこととなった。


さてさて、今回の衣装であるが、大方の予想としてやっぱり80年代のハードロックだし、例えばスーパーロックでのSCORPIONSの衣装からしても、スタイルにもこだわる我々なら、スパッツを着用する、というのが暗黙の約束となりつつあった。練習しても忘れっぽい私は当日にコード進行がすっ飛んでしまうことは日常茶飯事(おいおい^^;)で、怖いと言えば怖いのだが、実は今回、このスパッツ姿の自分を想像するのが恐ろしくて、夢でうなされることもしばしばであった。実際、職場の女の子にそれとなく相談してみても(お〜いおい^^;)、「ダチョウ倶楽部か志茂田景樹を想像させますねぇ」と、なんともツウな、恐ろしい答えが返ってくる始末だった。そういう状態であったので、ここはウケを狙いたいとする気持ちを抑えて、おとなしくジーンズとすることにした。


本番直前、あれだけスパッツについて語っていた他のメンバーも結局はそれを着用しなかった。ばつの悪そうな、うへへっ、という小さい笑いを漏らしながら着替えをするサソーリオンズであった。


このように、ライブそのもののみならず、準備にまで笑える要素を含んでしまう我々であったが、今回は短期決戦の色合いも濃く、気合いの入りようはすごかったと言ってしまおう。新加入のギター、かーまんはその音色豊かでマティアス完コピなギタープレイが強烈、フライングVを持つtessyは顔までコピーしている。ドラムスのシモは忙しい中でも数合わせに専念し、ボーカルのOrimuhは、この後異国へと旅立つため、しばらくの間、日本でのラストライブとなる。私は10年ぶりのピック弾きに気合いと緊張とが交差するステージであった。

セットリストは以下の通り。


1.Coming Home
2.Blackout
3.Big City Nights
4.Another Piece Of Meat
5.Rock You Like A Hurricane
6.Dynamite



      


     


     



いや〜、そらもうね、特に速い曲、むちゃくちゃ楽しいですわ。お客さんもノッてくれたし、心持ちベースの音もデカくて、自分の音で自分がノレるのがライブの醍醐味。音をはずしてしまうこともあったけど、それはそれ、自分が楽しむという点では前回をさらに超えたような気がするのであった。そして、何よりも楽しめたのはスパッツの呪縛からも逃れられたからであることを、メンバーだれもがかみしめる夜となったのであった。

演っている者が一番楽しんだという、相変わらず強引なライブでしたが^^;、わざわざ見に来てくれたみなさま、魂で参加してくれたみなさまも、ホントにありがとうございました。<(_ _)>












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