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SATANIC RITES/ Which Way The Wind Blows / 1985

女性ボーカリストとキーボードをフューチャーしたイギリス5人組。NWOBHM最盛期にシングル盤を1枚リリースした あと遅ればせながらのアルバムデビュー。しかしこれがまた良い作品だ! SATANICというバンド名ながら サタニックな雰囲気は全くなくて、典型的な80年型ブリティッシュメタル の音がつまっている。女性ボーカルに抵抗がなければ、STAMPEDEの2ndあたりが好きならば気に入って もらえるだろう。"Slam The Door"や"Which Way The Wind Blows"という名曲も一度は聴いておきたい。泣かせるメロディもギターがちゃんと弾いている。

クサレポイント

自主製作まるだしなのだが、とにかく全部手書き! ジャケットはもちろん裏ジャケのクレジットや レコード盤のレーベルまですべて手書きなのは涙を誘うのだ。



SATANIC RITES / No Use Crying / 1987

前作から2年を経て、またまた自主製作でリリースされた2ndアルバム。キーボードがメンバーチェンジ してるほかは変わりはないのだが、ボーカルのデボラ嬢のファミリーネームが変わっている。ベーシスト と同じ名なのできっと2人は結婚したんだろう。で、 音は相変わらず正統派ブリティッシュメタルだ。若干プログレチックになった気もするけど、 例えば"Here Comes The Loar"などの曲で聞くことのできる 泣きのメロデイは前作以上に胸に迫るものがある。隠れた名作といえるんじゃなかろうか。

クサレポイント

前作同様にとにかく「すべて手書き」だ。今回は各曲の歌詞まですべて手書き。結構マメな人たちである。 ちなみにこのわけのわからないジャケットアートはボーカルのデボラ嬢の手によるものだ。



BLACK TEARS / Child Of The Storm / 1984

ハードドラィヴィンなギターがカッコよいドイツのバンド。とにかくギターが弾きまくっているので たいした曲でなくてもそれなりにまともに聞こえる。1曲目の"Black Tears"はバンドタイトル曲 でもあるからギター氏の気合もすごい。

クサレポイント

しかしドラムはクサっている。なんだかリズムがドンタン、ドンタンって感じなので ソリッドなギターをホンワカした雰囲気で包んでいるといった、ある意味面白い展開を見せている。



BLACK TEARS / The Slave / 1985

サイドギタリストを加えて5人組となった後の2ndアルバム。ドラムスのホンワカ感も薄れ(笑)ている し、第一に曲そのものが前作よりレベルアップしている。けれどギタリストが2人になったことは そんなに効果的ではなかったようだ。ツインリードをもう少し聞かせてくれればさらに魅力的 だったろう。

クサレポイント

このジャケットの男はどうやらボーカル氏のようだ。で裏ジャケはこんな風になっている。



STREET FIGHTER / Feel The Noise / 1982

元気印満開のハードロックを聞かせてくれるドイツ4人組。このころのハードロック なのでNWOBHMの影響下にあることは否定できない音作りだ。タテノリブギーなノリは FISTやRAVENといったアーティストを思い起こさせる。ボーカリストもそこそこの力量 があり、安心して聞いていられる。

クサレポイント

そのボーカリストはこんな人なので、そのエネルギーも容易に想像できるだろう。



STREET FIGHTER / Shoot You Down / 1984

前作よりもさらにハードロック色が濃くなり、ロックンロールフレーズ以外のハードロック 然としたフレーズが聞けるようになった。パワー、完成度でもこちらのアルバムがオススメだ。

クサレポイント

このジャケットも、小学生時にスーバーカーマニアだった私の心をコチョコチョとくすぐって くれる。しかし水色のカウンタックってのもなんだかマニアックだ。