Minor Mind Maniaxe!
Presents




 「アメカナロック」・・・ 70年代中盤から80年代前半までの、アメリカとカナダのロックのことを私は愛着を込めてそう呼んでいる。

 大ざっぱに言えば「産業ロック予備軍」、しかしロックスターを目指しながらも夢かなわなかったマイナーなミュージシャンの残した作品に、今あらためて聞き直せばなかなかの名作が多い。

 彼らの作品のほとんどはCD化されることもなく、当時のレコードも今では二束三文でたたき売られる運命。しかしそれではあまりにももったいないアルバムをポップ系、ハード系、プログレ系を目安に羅列してみた。





U.S.A.


805 / Stand In Line / 1982
RCA NFL1-8013  
 プログレッシヴな味わいのあるアルバムだが、謎の多いバンド。 プログレ系。
Dave Porter / Greg Liss / Ed Vivenzio / Frank Briggs


AVIARY / S.T. / 1979
EPIC 83572
 メロディアスな曲調といい、ハイトーンなボーカルと、それを引き立てるコーラスワークといい、アメリカンハードの中では奇跡的な存在か。英国のMr.Bigに似た印象もある。写真のジャケットは英国盤のもので、日本盤とは異なる。プログレ系。
Brad Love(Vo.) / Paul Madden(Key.) / Ken Steimonts(B.) / Toby Bowen(G.) / Richard Bryans(Dr.)


BUX / We Come To Play / 1976
CAPITOL ECS-80526
 Ralphが中心となってニューヨークで結成されたバンド。ストレートでブルージーなハードロックを聴かせてくれる。PunkyとMickeyはこのあとAngelに加入し大成功を収めた。ハード系。
Ralph Morman(Vo.)/Punky Meadows(G.)/James Newlon(G.)/Mickey Jones(B.)/Rocky Isaac(Dr.)


COBRA / First Strike / 1983
EPIC BFE38790
 後にSurvivor加入のJimiと後にKrokus加入のMandyが在籍していたアメリカンハード屈指のバンド。プロデューサーはTom Allom。ハード系。
Jimi Jamison(Vo.)/Mandy Meyer(G.)/Jeff Klaven(Dr.)/Jack Holder(G.)/Tommy Keiser(B.)


THE DREGS / Unsung Heroes / 1981
ARISTA AL8-8120
 後にDeep Purple加入のStave Morseが在籍していたバンド。全てインストの曲でバイオリンの音を取り入れたり、ハモンドの音も鳴ったりの涙モノの一枚。アメリカンロックらしく、ファンキーなノリも時折顔を覗かせる。プログレ系。
Stave Morse(G.)/Andy West(B.)/Allen Sloan(Vio.)/Rod Morgenstein(Dr.)/T Lavits(Key)


FOOLS / Heavy Mental / 1981
EMI SW-17046
 まず、だまされてはいけない。「Heavy Metal」じゃなくって「Heavy Mental」である(笑)。Pedrick兄弟が結成したFoolsの、これは2ndアルバム。ギターがイイ感じだがタイトでこじんまりした印象のアメリカンハード。ハード系。
Mike Girard(Vo.)/Rich Bartlett(G.)/Stacey Pedrick(G.)/Doug Forman(B.)/Chris Pedrick(Dr.)


FORTRESS / Hands In The Till / 1981
ATLANTIC SD19282
 REO Speedwagonあたりに通じる、実に良質な正統派アメリカンハード。こういうバンドが生き残れないアメリカのロックシーンにはつくづく魅力を感じないと再認識。とにかく一度は聴くべし。ハード系。
Jim West(Vo.) / Eric Turner(G.) / Charlie Souza(B.) / Donny Vosburgh(Dr.)


KID DYNAMITE / S.T. / 1977
CREAM VIP-6412
 元Steve Miller Bandのメンバーが結成したグループ。R&Bに基調をおいた音作りはかなり泥臭いロックに仕上がっており、まさに不器用そのもの。しかし、保護すべき音である。ハード系。
Var Garcia(Vo.) / Michael Mallen(G.) / John King(Dr.) / Dick Thompson(B. & Key.)


LOCUST / Playgue / 1976
ANNUIT AC-1004
 こじんまりした印象のアルバムながら、「隠れた名盤」と推すマニアが多いバンド。ハード系。
Keith Brown(G.) / Dean Davis(Dr.) / Court Hawley(Vo. & B.) / Randy Roseberry(Key. & Vo.)


MICHAEL STANLEY BAND / Cabin Fever / 1978
ARISTA AB4182
 彼らはジャンルとしてはほとんどサザンロック。しかしノリはアメリカンハードそのものだった。後に"My Town"の大ヒットを記録するまで、地道な活動を続けていた。 
Michael Stanley(G.) / Bob Pelander(Key.) / Tommy Dobeck(Dr.) / Gary Markasky(G.) / Daniel Pecchio(B.)


NIGHT / Long Distance / 1980
WARNER P-10925Q
 前作「夏の夜の夢」に続く2nd。日本盤では前作でヒットを記録した"Hot Summer Nights"を再録している。Elton JohnやStates Quoなどの英国のアーティストのバックを努めていた女性シンガー、Stavieが魅力。ハード系。
Stavie Lange(Vo.)/Chris Thompson(G.)/Billy Kristian(B.)/Robbie Mcintosh(G.)/Bobby Guidotti(Dr.)/Bobby Wright(Key.)


SMALL TALK / S.T. / 1981
MCA 5166
 キーボーダーがリーダーだけあって、キーボードの音が多くフューチャーされている。シュープリームスのカバー曲"Stop In The Name Of Love"もセンスよくアレンジされている。ポップ系。
Chris Barr(Vo. & Key.)/Frank Demme(B.)/Carl Johnson(G.)/Lou Demme(Dr.)


SNOWMEN / S.T. / 1982
ICE RECORDS
 自主制作で作られたアルバム。謎だらけ(涙)。 プログレ系。
Dale Le Roc(Vo. & G.) / Kevin Dever (G.) / Animal(Dr.) / William J Miller(B.)


SPYS / S.T. / 1982
EMI EYS-81528
 元Foreignerのメンバーが数名いたバンド。やはりForeignerの影はちらつくものの、コーラスワークもしっかりした良質アメリカンロックである。このあともう一枚アルバムをリリース。ハード系。
John Blanco(Vo.) / John Digaudio(G.) / Ed Gagliardi(B.) / Al Greenwood(Key.)


SUE SAAD AND THE NEXT / S.T. / 1980
WARNER P-10790E
 前述のNightと同じPLANET RECORDのアーティスト。ソングライターでリードボーカリストのSue Saadが中心となって結成された。邦題「赤い標的」。ハード系。
Sue Saad(Vo.)/Tony Riparetti(G.)/James Lance(Dr.)/Billy Anstatt(G.)/Bobby Manzer(B.)


TROUBLE / S.T. / 1977.
UA LA871G
 ピアノやハモンドの音を絡めた軽めのロック。時にはサックスも顔をのぞかせる、実にアメリカンな仕上がり。エンターテイメントの域には達してはいないものの、ハードさは薄い。ポップ系。
Rick Failla(Vo.)/Carey Raymond(G.)/John Higgerson(B.)/Brian Glascock(Dr.)/Jim Morris(Key.)


ARCANGEL / S.T. / 1983
PORTRAIT BFR-38247  
 マルチプレーヤーのJeff Cannataがリーダーシップをとっていたバンド。プログレ志向ながらメロディアスな曲が多く、まさにアメリカンハードの王道。カナダの Touchをもほうふつとさせる。プログレ系。
Jeff Cannata(Dr. & G.) / Jay Johnson(G.) / Jim Gregory(B.) / Michael Soldan(Key.


BLUE STEEL / No More Lonely Nights / 1979.
INFINITY INF9018
 New EnglandもアルバムをリリースしたINFINITY RECORDSのバンド。やはりメロディアスな曲が多く、アメリカでもそこそこのヒットを記録したようである。2年後にリリースの2ndではEaglesのDon Henleyも参加している。ポップ系。
Leonard Arnold(Vo. & G.)/Richard Bowden(G.)/Howard Burke(G.)/Marc Durham(B.)/Mickey Mcgee(Dr.)


CHINA / S.T. / 1981
EPIC 37633
 Albert Lee, Jeff Baxter,Lee Ritenourなど豪華ゲストメンバ−。 Bearfootのメンバーが結成した、爽やかなウエストコーストロック。ポップ系。
Bill King (Key.) / Chris Kearney (Vo.) / Danny Mcbride (G.)


DEMONS / S.T. / 1977
MERCURY SRM-1164
 明るいロックンロールが持ち味だったバンド。歪みすぎることのないギターは、今聴くと新鮮かも。決してハードでないが、やっぱり彼らも「アメリカンハード」の仲間である。バラードの"Ten Past One"はイケる。
Eliot Kidd(Vo.)/Martin Butler(G.)/Bob Jones(G.)/Mike Rappoport(Dr.)/Robbie Twyford(B.)


DRIVER / No Accident / 1977
A&M GP-2052
 ウエストコーストロックを思わせる明るいメロディーにボストンを彷彿とさせるハードドライヴィングなギターが絡む、聴いていても気持ちのいいロックが彼らの持ち味だった。"Love And A Man"がスマッシュヒット。ハード系。
Dennis Coots(B. & Vo.) / Peter Glindeman(G.) / Staphen Rexford(Dr.)


FACE DANCER / About Face / 1980.
CAPITAL ST-12082
 アイドルバンドの面影をもつFace Dancerの2nd。エンディング部にBeatlesのメドレーを取り入れた"60s Never Died"や、一度は聴いておかなければならない激名曲"To Be A Man"など収録。ポップ系。
Michael Milsap(Vo. & Key.)/Scott Mcginn(B. & Vo.)/Jeff Adams(G.)/Billy Trainor(Dr.)


HIGHWAY ROBBERY / For Love Or Money / 1972
RCA LSP-4735
 ウエストコースト系ミュージシャンのアルバムでおなじみのスタジオミュージシャン、D.Franciscoが若い頃、結成したグループ。プログレッシヴロックの香りをもつ、一風変わったアメリカンハード。プログレ系。
Don Francisco (Dr.Vo.) / John Livingston Tunison IV (B.) / Michael Stevens (G.)


HOUNDS / Unleashed / 1977
CBS 25AP-994
 ピアノの音が乗っかるアメリカ産ハードロック、Meat Loafを彷彿とさせるが、あれほどシアトリカルではない。大ヒットとなった"The Alleys Of Love"は聴いておいて損はない。ハード系。
John Hunter(Vo. & Key.)/Jim Orkis(G.)/John Horvath(Dr.)/Glen Rupp(G.)/Joe Cuttone(B.)


MAYDAY / Revenge / 1982.
A&M SP-6-4900
 2ndアルバムである本作はマイナーアメリカンハードにおいては屈指の出来といってしまおう。トップチューンは隠れた大名曲。痛快なロックを聞かせるヤツらだ。ハード系。
Steve Johnstad(Vo.) / Randy Fredrix(G.) / Charles Mass(B.) / Danny Shmitt(Dr.)


MYCHAEL / Neon Dreams / 1979
RCA RVP-6412
 謎のギタリスト、「マイケル」のアルバム。邦題「ネオンの騎士」、Billy Joel Meets Hard Rock、なんてことを言われていました。聴きやすいメロディアスなハードロックには好感が持てる。ラストの"The Life Sonata"の一大組曲は聴きモノ。ハード系。
Mychel(Vo. ,G. & Key.) / Gary Lunn(B.) / Greg Dotson(Dr.)


RIGGS / S.T. / 1982
WARNER FMH3655
 ギターの音がブ厚く、HEAVY METALに馴染んだ耳にも差し障りなく聞き込めるところは魅力。ちょっとした掘り出しモノ的存在で、どの曲もなかなか正統なアメリカンハードそのものである。ハード系。
Jerry Riggs(Vo. & G.)/Jeremy Graf(G.)/David Ridarick(B.)/Stephan Roy Carlisle(Dr.)


SHOOTING STAR / S.T. / 1980
VIRGIN VIP-6951
 曲によってはダブルキーボードにヴァイオリン、ツインギター編成にもなる元祖バカテク集団。コンセプトアルバムながらポップな曲もあり、Kansasほどの難解さはなく聴きやすい。本国よりも英国でウケたこのアルバムは必聴。プログレ系。
Gary West(Vo. & G.)/Van Mcclain(G.)/Charles Waltz(Violin)/Bill Guffey(Key.)/Ron Verlin(B.)/Stave Thomas(Dr.)


SPY / S.T. / 1980
KIRSHNER NJZ36378
 ヴァイオリンの音があり、当然ながらKansasと比較され、「弟バンド」なんてこともいわれていた。プログレ系。
John Vislocky(Vo.)/David Nelson(G.)/Michael Visceglia(B.)/Dave Lebolt(Key.)/Danny Seidenberg(Vio.)


STRIKER / S.T. / 1976
ARISTA IES-81066
 かつて伝説的バンド、Boomerangのリードギタリストであった(当時15才!)R.Ramirezがその後に加入したグループ。メンバーのルックスもよく、日本でも人気があった。ハード系。
Rick Randle(Vo.,Key. & G.)/Rick Ramirez(G.)/Scott Rosburg(B.)/Rick Taylor(Dr.)


SUSAN / Falling In Love Again / 1979.
RCA RVP6393
 当時、ホール&オーツと同じ事務所に所属。ラズベリーズの影響が伺えるも、ギターが2人いることから分かるようにハードロックの要素も兼ね備えていた。邦題「LOVE=愛の時代」。ポップ系。
Charles Leland(Vo. & B.) / Ricky Bird(G. )/ Tom Dickie(G.) / Mick Leland(Dr.)


TARGET / S.T. / 1976.
A&M SP-4607
 ご覧のとおり、後にSurvivorに加入する名ボーカリスト、Jimi Jamisonがいたバンド。ハード系。
Jimi Jamison(Vo.)/David Spain(Dr.)/Tommy Cathey(B.)/Buddy Davis(G.)/Paul Cannon(G.)









CANADA


FIST / In The Red / 1983
A&M SP-9089
 カナダのベテランバンド。アルバムごとにかなり違った印象を受ける、凝った音作りで有名だった。ハード系。
Ron Chenier(G.)/Jeff Nystrom(B.)/Dave Mcdonald(Vo.)/Yvan Tessier (Key.)/Cliff Davis(Dr.)


HUNT / S.T. / 1977
DAFFORD9216
 ZEPからの影響も伺える、優れたハードロックアルバム。RUSHあたりに共通するカナディアンロック独特の雰囲気をもっている。長らくこの1stアルバムは幻の一品モノであった。
Brian Gagnon(Vo.)/Paul Cockburn(G.)/Jacques Harrison(Key.)/Gerry Mosby(B.)/Paul Kersey(Dr.)


LEYDEN ZAR / S.T. / 1981
A&M SP-4860
 シンセ系のキーボードがフューチャーされた、彼らの唯一のアルバム。ニューウェーヴな雰囲気の曲とハードロックな曲とが同居する、なんとも不思議なアルバム。で、結局、ポップ系。
Paul Grondin(Vo. & B.)/Pascal Mailloux(Key.)/Serge Gratton(Dr.)/Brian Wilson(G.)/Jacques Noel(G.)


PRISM / Live Tonite / 1978
ARIOLA PRO-50034
 日本でも数々のヒットを持つ、スペイシーなハードロック。ボーカルがこのあと交通事故死したが、メンバーチェンジを経て活動を続けた。このアルバムはあまり見かけないライヴアルバム。プログレ系。
Ron Tabak(Vo.)/Lindsay Mitchell(G.)/Allen Harlow(B.)/John Hall(Key.)/Rocket Norton(Dr.)


SURRENDER / No Surrender / 1982.
CAPITOL DLP 3002
2ndアルバム。メンバーは3人となっているものの、5人のキーボードミュージシャン(!)がバックアップしている。4曲入り12インチシングル盤。ポップ系。
Alfie Zappacosta (Vo. & G.) / Stave Jensen (G.) / Paul Delaney (Dr.)


TEAZE / Live In Japan / 1978
OVERSEAS SUX-130-V
「Deep Purpleの後継者」とまで言われたバンド。日本ではかなりの人気を得ていた。単に「アイドルロック」と切り捨てられないハードな音作りをしていたが、後は淋しくマイナーレーベルで活動を続けていた。ハード系。
Mark Biadac(G.) / Mike Kozak(Dr.) / Brian Danter(Vo. & B.) / Chuck Price(G.)


ZON / I'm Worried About The Boys! / 1980
FALCON FAL80,033
 1stアルバムがプログレ然とした内容で知られるZonの、3作目にしてラストとなったアルバム。かなりポップ色が増していて、聴きやすくなっている。ハード系。
Denton Young(Vo.)/Howard Helm (Key.)/Brian Miller(G.)/Kim Hunt(Dr.)/Jim Samson(B.)


GODDO / S.T. / 1977.
POLYDOR 2424-901
 カナダでは重鎮的存在のバンド。泥臭いハードドライヴィングな音が魅力的。ハード系。
Greg Godovitz(Vo.& B.) / Gino Scarpelli(G.) / Doug Inglis(Dr.)


KIM MITCHELL / Akinbo Alogo / 1985
BRONZE
 カナダの伝説的バンド、Max WebsterのギタリストだったKim Mitchellのソロアルバム。キャッチーなハードロック、「Go For Soda」の大ヒットを生み出した。ハード系。
Kim Mitchell(Vo. & G.) / Paul Delong(Dr.) / Robert Wilson(B.) / Tod Booth(Key.)


LYNX / Missing Lynx / 1976
QUALITY SV1933V
 英国のSLADEがごきげんさんなアメリカンロックに挑みました、てなかんじのアルバム。が、かれらはカナダのアーティストである。ハモンドの音が涙を誘う"Visions"のような味わい深い曲もあり、内容の濃いアルバム。ポップ系。
Mike Swartz(Vo. & G.) / Rob Swartz(G.)/Bob Walker(B.)/Tony Caputo(Key.)/Rick Haberman(Dr.)


SURRENDER / S.T. / 1979
CAPITOL 11935
非凡な才能を持つAlfie Zappacostaの率いるバンドのデビュー作。良きカナディアンハードの王道をいくサウンドと"Nicole"で聞くことの出来るアーシーなサウンドのコントラストがお見事。探してでも聞くべき一枚。ハード系。
Alfie Zappacosta (Vo. & G.) / Stave Jensen (G.) / Peter Curry (Key.) / Geoff Waddington (B.) / Paul Delaney (Dr.)


TROOPER / S.T. / 1975
MCA 2149
 カナダのきこり軍団、B.T.O.の弟分バンドとしてデビューした1stアルバム。プロデュースはRandy Bachman。兄貴譲りの、へヴィーな音作りが魅力的。この後、アルバムリリースごとにポップになっていった。ハード系。
Ra Mcguire(Vo.) / Brian Smith(G.) / Harry Kelensky(B.) / Tommy Stewart(Dr.)


THUNDERMUG / Ta Daa !! / 1975
MERCURY SRM-1-1039
 バンド名もタイトルも不思議なこのアルバムは彼らの2nd。縦横無尽に駆けめぐるギターとドラムスの音は聴いていてかなり気持ちいい。70sブリティッシュロックからの影響が伺える名盤。Beatlesのカバー曲あり。ハード系。
Joe De Angelis(Vo.)/Bill Durst(G.)/Ed Pranskus(Dr.)/Jim Corbett(B.)


WALTER ROSSI / S.T. /1976
POLYDOR MPF 1120
 カナダの伝説的バンド、Charleeの元ギタリストの1stソロアルバム。ブルース色の濃いハードロックスタイル。この後、数々の名盤を残している。ハード系。
Walter Rossi(Vo & G.) / Bobby Fisher(Dr.) / Leon Feigenbaum(B.) / Doug Riley(Key.)